研究開発体制
昭和22年の創業から約70年余り、鋳造事業を軸として技術力の向上に努めてまいりましたが、さらなる技術の高度化を目指し、産学連携の構築と強化を図り、材質の多様化と拡大を課題に取り組んでいます。企画・開発から試作品の提供、製造、改良、量産まで一環した生産システムにより顧客のニーズにお応えしています。
昭和22年の創業から約70年余り、鋳造事業を軸として技術力の向上に努めてまいりましたが、さらなる技術の高度化を目指し、産学連携の構築と強化を図り、材質の多様化と拡大を課題に取り組んでいます。企画・開発から試作品の提供、製造、改良、量産まで一環した生産システムにより顧客のニーズにお応えしています。
研究開発の拠点として「開発センター」を設立しました。ものづくりにおける鋳造技術の研究開発を通して日本の産業技術に振興を図っています。
長年にわたり多くの量産開発の中で培った独自の設計技術の中で、特にモーター鋳物の製造で培った、薄肉鋳物の鋳造技術は非常に高い評価をいただいております。
三重県の戦略的基盤技術高度化支援事業、中小企業ものづくり基盤技術高度化法に基づく「特定研究開発等計画」の認定を受け、ものづくりの基盤技術(鋳造、鍛造、切削加工、めっき等)の高度化につながる研究開発・試作を行い、その成果を活用した製品等の事業化を目指す取り組みを実施しています。
【開発技術名】
鋳造歩留り10%以上向上させる新押湯方式による鋳造方法の開発
【委託者】
中部経済産業局
【委託先】
一般社団法人日本鋳造協会
【共同開発者】
城田鋳工株式会社、株式会社マツバラ、株式会社瓢屋
【開発概要】
従来技術の押湯方式から、押湯効果の高い揚り押湯方式に変更することで、大幅な歩留り改善を目指す。しかし、揚り押湯方式で使用するスリーブはコストや品質、環境面から、その使用は限定されている。そこで、揚り押湯方式に適した安価、無害なスリーブを用い、全く新規な発想による新型押湯方式の技術開発の研究である。
【期間】
平成24年度〜平成25年度〜現在
【表彰】
鋳造歩留りを向上させる空気断熱押湯スリーブの開発 平成27年 一般社団法人素形材センター会長賞
【特許】
押湯空間形成部材の製造方法 平成31年